政策

国民の命、領土、領海、領空を守り抜く!!
海上自衛隊と海上保安庁の共同訓練実施を決定!!

我が党は令和5年度から5ヶ年で防衛費をNATO並の対GDP比2%以上を確保する事を昨年の参議院選挙の公約にかかげました。抑止力を高める為の装備品の充実や全国で4割は建て替えが必要な自衛隊施設の老朽化など真に必要なものを積み上げたら2%では足りないほど日本の防衛力は他国に劣っています。一方、財政当局は恩給、空港・港湾、研究開発や海上保安庁の経費など他省庁の関連経費も入れて2%という概念を示しております。
いずれも防衛力強化に直接つながるのなら一定のカウントをする事も一考ですが、水増しで2%を確保しても国は守れません。海上保安庁の本来の業務は海上警察、救難等でありますが、有事には防衛大臣の指揮統制下に入って行動する事が定められています。しかし、統制要領もなければ共同訓練を行った事もありません。尖閣諸島周辺では厳しい警備環境で活動する海保の能力向上を支援すると共に、安全保障上の役割についてもしっかり見直してまいります。国会では「仮に海保予算を防衛費に入れるならこういった課題に真正面から取り組むべき」と指摘しましたが、その後、両省庁で統制要領の策定作業が始まり、共同訓練などの方向性も見直されたのは大きな前進です。「この国を守り抜く」政策で支えます。

海上保安庁を視察

経産相として40年振りに日米半導体協力体制を再構築!
国内製造拠点整備人材育成システムを党政調会長として加速!!

経産相在任中、全力で進めた半導体への取組みは、熊本への新工場建設、九州内大学・高専を活用した人材育成システム、九州関連企業も巻き込み「シリコンアイランド九州」の復活への一歩を踏み出しました。そして、私とレモンド米国商務長官との間で40年振りに日米半導体協定を結び、サプライチェーンの相互補完や次世代半導体の研究開発に繋げる事ができました。昨年の補正予算では党の立場で国内投資促進の重要性を訴え、国産企業Rapidus(ラピダス)の設立等を後押ししました。自動運転、IOT、量子コンピュータなど新たな対応が求められる中、消費電力を減らし、データ処理のスピードを上げるための2ナノ、そして、その先の微細化に向け、有志国との連携を強化しながら国内増産を目指します。ものづくり日本の復活に向け、その種となる半導体製造に国家戦略として引き続き、力を注ぎます。

レモンド米国商務長官と

圏央道八王子西インターに「PA(パーキングエリア)+道の駅」設置を提案!
〜国内初方式の実現に向け、調整始まる〜

圏央道厚木PA〜狭山PAの約50km間にはPAが無く、かねてから中間地点の八王子西ICに設置を要望してきました。土地の確保や高低差のある道路新設など技術的・財政的課題も多く暗礁に乗り上げていました。この度、料金所出口前の民間区画整理事業を活用し、ETC2.0を利用した「PA+道の駅」計画をNEXCO中日本、八王子市、国交省等で検討を始めました。高速利用者は一度、料金所を通過し、再び課金なく本道に戻れる「PA」として、一般利用者にとっては「道の駅」として、トイレや商業施設を相互利用ができ、飲食店等が少ない美山・上恩方地域の皆さんの利便性にも繋がると期待します。都内唯一の日本遺産の街として、又、間もなく企業進出の始まる川口物流拠点の玄関口として、ふさわしい整備を進めてまいります。

※検討例(現時点で確定したものではありません。)萩生田光一事務所作成

高尾駅南北自由通路、 設計変更でJR東日本と合意。 再起動で実現へ!

構想段階から長い年月がかかり、資材の高騰や技術困難区域の発覚など協議の度に工期や事業費が膨らんでしまった「高尾駅南北自由通路」。これでは市の負担が限界を超え、市議会の了承を得る事ができないと判断し、一度はあきらめかけた計画ですが、何とか活路を見出したいと国や都の支援策を確保の上、協議を再開し、当初の市負担額に見合う設計変更にたどり着きました。具体的には、本来の目標「切符を買わずに南北を自由に往来できる駅」を最優先し、幅員10Mに店舗が設置される計画をシンプルな6Mの通路のみに変更し、工事費を大幅に圧縮しました。一日も早い工事着手に向け、最後の詰めを行います。

憲法改正で新しい日本のかたちを! 八王子も取り戻す!

一票の格差是正のための小選挙区を「10増10減」する改正案が成立し、東京第24選挙区も由木地区14町、約10万人が隣の21区へ編入する事となりました。長い間、お世話になった由木地域の皆さんと選挙の時にはお別れをしなくてはならず、真に断腸の思いです。現行制度は憲法14条の「法の下の平等」の要請よるものですが、このままだと地方の人口減少地域は代表を出せず、都市部は選挙区の細分化が進み、首長や地方議員より小さな選挙区で国会議員を選ぶ事態が永遠に続く事になります。憲法制定時には地方自治体という概念が薄く、投票価値の平等のみが判断基準とされてきました。一定の人口比に配慮はしながらも行政区画、地域的な一体性、地勢等と総合的に勘案する旨を明記すると共に基礎的自治体の大切さを明確に位置付ければ、八王子を一つの選挙区に取り戻す事ができるはずです。このような身近な問題から「国防」「緊急事態対応」「教育の充実」等、時代の変化に合った憲法改正を行う事は民主主義国家として決して特別な事ではありません。

"東京たま未来メッセ”オープンで八王子を活性化!

JR八王子駅・京王八王子駅前再開発の一環として八王子保健所と複合施設からなるコンベンションセンター"東京たま未来メッセ”がオープンしました。約2400㎡の展示場はじめ、複数の会議室を有し、全天候の対応が可能となります。早速、各種のイベントでにぎわいが生まれました。今年11月には日本遺産サミットの主要会場として全国の皆様をお迎えします。

東京たま未来メッセでのイベントを視察

悲しみを乗り越え、お二人の遺志を継ぐ。

昨年の7月、参議院選挙の街頭演説中に安倍晋三元総理が凶弾に倒れ、帰らぬ人となりました。私にとっては、国政に導いていただいた恩師であり、「国を守り、前進させる」同志であり、プライベートは優しい兄貴でもありました。悲しみも癒えない8月には西山まさる都議会議員が病魔に襲われ、他界されました。地元にあって私を支えてくれた真に右腕の存在でした。お二人に対し、皆様からも多くの弔意を賜り、感謝申し上げます。
総裁特別補佐、内閣官房副長官、そして、閣僚として一番近くで安倍総理の仕事見てきた者として、足元にも及びませんが、ご遺志を継いで頑張る所存です。